「電話をかけてもつながらない」「接続できても断られてしまう」「アウトバウンドコールの成果が出ない」——電話営業に悩む営業担当者は多いはずです。スマートフォンの普及・迷惑電話対策の強化により、アウトバウンドコールの難易度は年々上がっています。しかし正しい知識と手法を持てば、アウトバウンドコールは今もBtoB新規開拓の最速手段の一つです。本記事ではアウトバウンドコールの全貌と成功率を劇的に改善する方法を解説します。
アウトバウンドコールとは?基本定義
アウトバウンドコール(Outbound Call)とは、企業側から顧客・見込み顧客に電話をかける行為の総称です。対義語はインバウンドコール(顧客からかかってくる電話)です。
アウトバウンドコールには大きく2種類あります。
1. 新規開拓型(テレアポ)
面識のない見込み企業に電話をかけ、アポイントメントを獲得する目的で行います。コールドコールとも呼ばれます。
2. 既存顧客フォローアップ型
既存顧客への定期フォロー・追加提案・満足度確認を目的として行います。ウォームコールとも呼ばれ、接続率・成約率がコールドコールより高い傾向があります。

テレアポとアウトバウンドコールの違い
テレアポはアウトバウンドコールの一種ですが、厳密には異なります。
| 比較項目 | アウトバウンドコール | テレアポ |
|---|---|---|
| 目的 | 多様(アポ取得・フォロー・調査) | アポイント取得に特化 |
| 対象 | 新規・既存・見込み顧客 | 主に新規見込み顧客 |
| 通話内容 | 目的に応じて多様 | アポ設定のためのトーク |
| 活用フェーズ | 全フェーズ | 新規開拓フェーズ |
インサイドセールスにおいては、テレアポよりも幅広い目的でアウトバウンドコールを活用します。
アウトバウンドコールの成功率の現状
アウトバウンドコールの平均的な成功率は以下の通りです。
| 指標 | 平均値 | 優秀水準 |
|---|---|---|
| 接続率(担当者につながる確率) | 5〜15% | 20%以上 |
| アポ獲得率(接続→アポ設定) | 5〜10% | 15%以上 |
| リード→商談転換率 | 20〜30% | 40%以上 |
| 1日あたりコール数 | 50〜100件 | 100件以上 |
接続率が低い主な理由:
– 不在・会議中
– 代表電話での取次ぎ断り
– 迷惑電話対策アプリによるブロック
– 担当者の直通番号が不明